あなたは、ブラック企業に
勤めている方ですか?
それとも、恋人、親族が
ブラック企業に悩まされている方でしょうか。
日本の過労死は海外でも話題!?
最近の日本では、
過労死の問題が日々騒がれ、
会社によっては「働き方改革」
なるものが適用され、
暇な時間が増えた、
そんな方もいるそうですね。
しかし、諸外国では
「JAPANESE KAROSHI」
として報道され、
働きたくない国ランキングでは、
日本が堂々の一位を飾っているようです。
今回は、そんな
「ブラック企業」に勤める私が、
勤務体系や給与、休暇、
福利厚生などについて
くわしく書いてみようと思います。
同じ境遇に置かれている人同士で、
苦労の解決策など、
相談し合えたらいいですね。
スマホ向けアプリ「過労死ゲーム」
皮肉なことに、過労死ゲームなる
スマホ向けアプリゲーム
がリリースされています。
海外のクリエイターによる開発で、
もはや過労死がギャグにされています。
職種は?
まず、私の職種は
マスコミ関連企業です。
インターネットメディア
テレビ、ラジオなどの
主に制作、配信を担当していて
写真素材、映像素材の管理から、
撮影、ロケ取材、そのほか
雑務がゴロゴロ転がり込んできます。
広告関連の方も仕事内容としては
かなり近いのではないでしょうか。
教育関連、病院などと同じように、
長時間労働が蔓延する職場です。
労働時間は?
私の仕事は、朝の5時集合、
夜の0時から会議など、
かなり不規則なのですが、
ざっくりと説明すれば
月曜から土曜の朝の6時に出社して、
夜の22時過ぎに自宅に戻ることが多いです。
労働時間は、15時間といったところ。
仕事が夜中に終わる場合や、
早朝からの仕事がある場合、
家に帰れないことも多くありますね…。
始発出社、終電退社もざらにあります。
基本的に仕事が終わっても、
翌朝3時過ぎには、
起床しなくてはいけないため、
遊ぶ時間はありませんし、
食事をとるか風呂に入るか
どちらかの選択
を迫られることも多々あります。
仕事が休みの日でも、
メールで何の連絡が入るか
わかりませんので、落ち着きませんし、
突然仕事が入ることも多いです。
結果、週7で仕事
をしていることがほとんど。
友人たちと予定を合わせる、
なんてことも無理に近い話です。
まれに、寝る時間を惜しんで
夜中に遊びに出かけることはあります。
給料は?
給料は固定で、月に12万円。
もちろん、残業代はつきませんし
交通費の支給や、
住宅手当などもありません。
ボーナスなんて言葉
聞いたこともありません。
東京都23区内に住む、
一人暮らしの収入としては、
かなり厳しいです。
半分以上を家賃に取られますし、
光熱費、食費、
インターネット回線、
電話代、年金、税金、
健康保険などを考えたら、
手元にお金はほとんど残りません。
服や靴、おしゃれもできませんし、
旅行なんて、もってのほかです。
人間関係は?
日本人が仕事を辞めるきっかけ、
転職するきっかけは
人間関係によるもの
が大多数だそうですね。
私の親戚に、役所務めの
公務員がいましたが、
人間関係が原因で退職し、
占い師、塾講師、
家庭教師など、
職を転々としています。
私が勤めるブラック企業は、
完全な縦社会、
上からの要求が過剰で、
部下は上司ごとに異なる対応
を求められるのはもちろんのこと、
少しでも上司の気が触れるようなことがあれば、
「アホ!バカ!」暴言は当たり前に飛んできます。
流れ作業のようにはできないので、
工場のアルバイトを適当にやっていた。
そんな方には、
ハードルが非常に高いと思います。
また、クリエイティブ職
ということもあり、
人それぞれの個性が非常に強く、
ノリも一般企業とは、
大きく異なるものだと思います。
飲み会も多いですし、
ほかの仕事がある場合などでないと、
そう簡単に欠席できるものではありません。
福利厚生は?
福利厚生といえば、厚生年金や、
健康保険、住宅補助など
が思い浮かびますが、
これらは一切ありません。
年金は、保険料が高いことでも有名な、
国民年金に加入しなければなりませんし。
病気や怪我をした時に、
病院にかかるための、健康保険
こちらも国民健康保険
に加入しなければなりません。
会社社長、個人事業主、
一部の芸能人も、
福利厚生こそありませんが、
稼ぎの極端に少ない、
ブラック企業のサラリーマン
には、負担が大きすぎます。
私の場合、払えないので、
現在無保険状態です。
つらい時も病院に行くことができません。
将来性は?
私が勤めるブラック企業に
将来性はあるのか。
こちらに関しては、
残念ですが、この会社に
明るい未来は、
あまりないと思っています。
テレビもラジオも、雑誌も、
利用する人自体が右肩下がりですし、
媒体資料にも魅力がなくなり、
スポンサー離れも如実に表れているようです。
かといって、インターネットTV
のようなメディアが、イケイケなのか
というと、インターネットは
チャンネルが多すぎて、
大きなヒットが生まれない時代
に入っています。
趣味の多様化は、社会にとって
決してプラスではないようです。
将来性のあるブラック企業など、
あまりないのでしょうが、
これからの時代は、
ブラック企業にいながらでも
会社から学べるところは学んで、
私みたいに、ブロガーとして
の活動で副収入を得たり、
インフルエンサー、ネットタレント
としての活動をするなど、
趣味を生かした、副業をするのがオススメです。
少子化の時代ならでは、
個人の存在価値、魅力
にフォーカスされる時代
がやってきそうです。
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