今回は「HIGH(er) magazine」という
東京芸大の生徒を中心に発行されている
マガジンの編集長、
haru.さんの魅力に迫っていきます。
↑haru.
「朝から晩まで、ハイアーしようぜ。」
haru.さんは、2018年現在、
東京芸大の先端芸術表現科に通う
大学4年生で、同世代のメンバー
3人を中心に制作される
インディペンデントマガジン
「HIGH(er)magazine」の編集長。
若手クリエーター。
芸大って、こういった
才能のある人がたくさんいるのでしょうか?
やりたいことを形にできる、
そういった環境が整っていそう。
毎年の倍率の高さも、
うなづけますね。
haru.の経歴
幼少期
幼少期はドイツと
日本を行き来して過ごす。
小学生の頃は、マールブルク、
高校生の頃はデュッセルドルフ。
ドイツから日本に帰って来る時には、
日本とドイツは半年ずれていることもあり、
小学4年生を2回経験、同じように
中学3年生も2回経験したそう。
習い事などに関しても、
「全部がビリからのスタート。」
他の人と比べたら、
メンタルが終わる。
考えすぎて、とことん
落ちたこともあったそう。
「昨日の自分より、
できてたらいいかな。」
という風に考えるようになったら、
気持ちが楽になって
色々うまくいくようになってきたそう。
芸大へ進学
東京芸術大学、
美術部・先端芸術表現科に入学。
芸大に行ってまで、
雑誌を作っているのは、
高校生の頃から一人で、
雑誌みたいなもの(ZINE)を
作っていた経験があるのと
大勢で集まって、
何か一つのものを作るとしたら、
雑誌は最適だと思ったことだそうです。
「私が一人で作りたいものは無い。」
「私が今見たいものは、
一人ではできないことばかり。」
雑誌を作るに至った流れは、
極めて自然なものだったそうです。
大学卒業後は?
haru.さんは、大学の卒業後も
ライフワークとして、
「HIGH(er)magazine」
の制作は続けていくと、
ラジオなどで話されています。
一緒にマガジンの制作
をしているメンバーの中には、
フォトグラファーで、
キャスティングや、モデルの
マネジメントなどもしている
メンバーがいるとのことで、
そういった会社を
一緒に立ち上げるのもいいのかもしれない。
ちゃんと休みが取れる、育休もある。
しっかりとした会社を作りたい、
という気持ちもあるそう。
HIGH(er) magazine
1号目は、母親に借金をしての制作。
意外とやりたいことをさせてくれるそうで
「こういうの作っているんだけど…」
と相談したところ、
あとで返してね。
とすんなり借りられたのだとか。
(ちなみに、お母様も
haru.さんと同じ東芸大の出身。)
大学の食堂で、おじさんに
「君!お姉さんいるでしょ。
15年前に博士卒業した!」
と言われて…、よく考えてみると
「それ多分お母さんです!」
「あら、本当に瓜二つだねえ。」
とのエピソードあり。
15年前の学生の顔を覚えている
学食のおじさんもすごいですよね…。
よっぽど、存在感のある
お母様だったのでしょうか?
2号目はクラウドファンディングを活用、
また今後の活動のために
グッズの制作も始めたそう。
haru.さん曰く
既存の雑誌は、作り手の意見、考え方が
全部反映されているわけじゃ無いと思う。
私は、雑誌の写真、
一つ一つにしても、
全てに意味を持たせたい。
そして、まだ、何か
専門に特化するよりも、
やりたいことがいっぱいある。
だから、試せる場が欲しいと思った、とのこと。
HIGH(er) magazineでは、
モデルさんが自分で作った服を着たりと、
みんな実験をしている。
ちなみに、haru.さんは
編集長といいつつ、
写真も撮るし、紙面の
レイアウトも考えているそう。
さらに、「雑誌に広告を入れたくない」
と言う発言も印象的。
「大人が嫌いとかじゃないけれど、
何かと制約が出てきそう。」とのこと。
Webメディアにおける、彼女に関する記事
「Shi is」で2017年に特集された
「未来からきた女性」に掲載された、
『HEAPS』×『HIGH(er)magazine』×『Sister Magazine』座談会
での、インタビュー記事は非常に参考になります。↓
内容を抜粋して紹介すると、
HIGH(er) magazineでは、
人間には多種多様な生き方や、
考え方があることを発信していきたい。
自分の生き方についてや、
こんな自由な生き方もあるんだ!
と、新たな発見を提供できれば…。
性に関することから、社会問題まで、
大人の事情などに左右されない、
本当にやりたいことを追求したい、
正直でいたいとのメッセージが書かれています。
彼女たちは、SNSの恩恵を
受けながら育って社会に出る
初めての年代、いわゆるミレニアル世代。
これから、社会に出て行く
中高生たちにとって、
お手本とも言えるような存在に
なっていくことに期待が高まります。
ラジオへの出演も!
InterFM「BEAMS TOKYO CULTURE STORY」ゲスト出演
BEAMS、コミュニケーションディレクターの
土井地博さんと、クリエイティブな目線で、
現代の若者、メディアについて話されています。
TokyoFM「田村淳のFLY HIGH」ゲスト出演
メディアのあり方などについて、
田村淳さんと対談されています。
最近はネットだけでなく、
地上波への出演も増え、
社会からも注目が集まっていますね。
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