こちらの記事では、
三河島事故の現場。
また、事故の際の遺体安置所、
怪我人が運び込まれた病院など、
三河島事故関連施設へ、
心霊は出るのか、
検証したレポートをお届けします。
恐怖度バロメーター
霊が出現する可能性 | ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆【1】 |
現場の雰囲気 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆【3】 |
歴史的背景 | ★★★★☆☆☆☆☆☆【4】 |
三河島事故・概要
三河島事故は、
1962年(昭和37年)
5月3日午後9時37分ごろ、
国鉄時代の常磐線、
三河島駅付近で発生した鉄道事故。
「血にまみれた常磐線」 「無残、車体は粉々、 折り重なりうめく、黒い影」 「一瞬、休日の"悪夢"」 「泣きじゃくる遺族」 「断水で、手術も遅れ」
運転士による信号機の誤認、
現場の判断の遅れなどが災いし、
列車の脱線、衝突により、
死者160名、重軽傷者数百名を出した。
日本の鉄道の歴史において、
非常に被害が大きい事故の一つです。
また、現場近くでは、
惨事にショックを受けた、
ノイローゼ患者による、
二次的な事件も発生しています。
「遺体番号88」の謎
三河島事故の犠牲者のうち、
一人だけ身元の判明しない者がいました。
「遺体番号88」として扱われ、
身長163cm、25〜30歳、丸顔。
氏名、本籍、住所、一切不明。
紺色スーツに、
縞模様のネクタイ、
数珠を手にしていました。
事故発生から、
2ヶ月が経過しても
身元の判明しない遺体。
警察は、合成写真を作成し、
全国に公表しましたが、
結局、現在に至るまで、
身元の特定はできておらず
「遺体番号88」は、
行旅死亡人として、
事故現場近くの
浄正寺に葬られています。
いざ、現場へ
何はともあれ、
現場に行ってみないと!
下記、インターネットなどで
調べた情報をもとに、
三河島事故関連施設へ出向き、
撮影した映像や、写真を公開します。
三河島事故現場
事故現場は、三河島駅から、
南千住方面へ350mの位置。
この辺りです。
現場には、過去に重大な事故が
あったことを示すものは何もなく、
一見、普通の住宅街。
事故から数年後の、
住居表示実施により
三河島という地名が
無くなったこともあるように、
「三河島事故」は、
周辺では、相当に
忌まわれた過去であるようです。
確かに、心霊現象が起きそうな
雰囲気はありますが、
カメラには、何も写りませんでした。
皆さんも念の為、
確認してみてくださいね。
浄正寺(遺体収容所)
三河島事故の際に、
遺体収容所として使われたのが、
この浄正寺です。
「涙で肉親の遺体を探す家族たち」
先述した、「遺体番号88」
が葬られているほか、
事故の犠牲者の慰霊碑
が建立されています。
三河島事故現場からは、直線で
400mほどの距離にあります。
怪我人が運ばれた「下谷病院」跡
三河島事故の際に、
多くの怪我人が運び込まれた
「下谷病院」は、
2001年(平成13年)
12月に閉院され、
現在は、防災公園になっています。
この広い土地が、もともと
大きな病院であったことを、
想像させますよね。
三河島事故現場からは、直線で、
900mほどの距離にあります。
また、救急搬送された患者が、
高橋病院、三ノ輪病院で
亡くなっていることも確認されています。
こちらの病院では、心霊現象、
起きているのでしょうか・・。
浄閑寺(通称・投げ込み寺)
こちら、三河島事故と
直接の関係はありませんが…
三河島事故の現場付近には、
処刑場など、人の死と関連する
施設がいくつかあるため、
三河島事故は、
起こるべくして起きた、
という噂もあります。
浄閑寺(通称・投げ込み寺)は、
三河島事故発生よりも、
100年ほど前に、
安政の大獄(1855年)で、
吉原の遊女が大量に亡くなっており、
その亡骸が、浄閑寺の穴へと
投げ込まれています。
また、浄閑寺(通称・投げ込み寺)は、
三河島事故発生現場から、直線で
950mほどの距離にあります。
小塚原処刑場跡
こちらも、三河島事故と
直接の関係はありませんが…
三河島事故の発生よりも、
2、300年ほど前
江戸時代から明治初期にかけて、
当時の犯罪者など、
約20万人という人が、
この場所で、磔刑、火刑、
梟首(獄門)、腑分けにより
処刑されており、
凄まじい怨念が溜まっている場所
とされています。
三河島事故現場からは、直線で
1.3Kmほどの距離にあります。
おしまいに
三河島事故関連施設では、
霊の確認ができませんでしたが、
三河島周辺は、住宅街ということや、
事故から数十年の時間が経っていることもあり、
パッと見で、恐怖を感じることは稀ですが、
悲しい事故、残虐な行為が繰り返された
歴史がそこにあり、様々な想いが
渦巻いていることは間違いありません。
現場を訪問される際は、周辺住民への
ご迷惑とならないよう、お気をつけください。
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