今回は、北区志茂にある、
旧岩淵水門「赤水門」へ
心霊現象は起こるのか、
検証を行った
レポートをお届けします。
恐怖度バロメーター
| 霊が出現する可能性 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆【2】 |
| 現場の雰囲気 | ★★☆☆☆☆☆☆☆☆【2】 |
| 歴史的背景 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆【3】 |
どんな場所なの？
東京都北区志茂にある、
旧岩淵水門「赤水門」は、
荒川にかかる水門で
川の流れを制御し、
これまで、足立区、北区、
荒川区、台東区、
江戸川区、江東区などの、
街の安全を守ってきました。
現在は、その機能を
新岩淵水門(青水門)へ継承し、
水門としての役目を終えています。
荒川は、かつて、大氾濫により
700名を超える死傷者を
だしたこともあります。
また、旧岩淵水門が建設された、
1900年代初頭、大正時代は
建設技術、安全性共に未熟で、
30名ほどが建設事故により
亡くなっています。
そして、水門であるために、
上流で発生した、事故、自殺などの
遺体が流れ着くことも頻繁にあり、
多数の心霊の目撃談があります。
実際に行ってみた。
時刻は、深夜3時、
北区志茂にある、
旧岩淵水門「赤水門」へ
実際に足を運んでみました。
その場所は、荒川、
隅田川に挟まれた、
大きな中洲にあり
新志茂橋を渡って
行くことになります。
旧岩渕水門への入り口・アクセス
新志茂橋を渡りきると
右に見えてくるのは、
「荒川知水資料館アモア」
決して、旧岩淵水門を司る、
怪しい施設ではないはず…。
そんなことを考えながら
足を進めると、
堤防の階段に突き当たります。
ここを登りきると、
ついに姿を現したのは…
眼下には「旧岩淵水門(赤水門)」
これが「旧岩淵水門(赤水門)」です。
圧巻の存在感ですね。
旧岩淵水門を見下ろす、この堤防は
浮間舟渡方面へと繋がっているため、
時折、自転車に乗った人が通りがかります。
昼間は、ウォーキングコース
としても利用されているらしい。
堤防を降りて、水門に近づいてみる
この堤防を降りて、
水門へと近づいてみよう。
すると、目の前に見えてきたのは、
階段に置き去りにされている
バッグ、ポリバケツ、の数々
これは、誰かが入水したか…、
と考えたのも束の間、
階段の途中から、木や泥が
大量に押し寄せているのが見えてきました。
まさか、心霊スポットに来ただけで、
台風19号の爪痕を感じさせられるとは。
危険が危惧されるのか、
立ち入り禁止のテープにより
桟橋へのアクセスはできませんでした。
しかし、この場所からでも
十分に水門の様子は分かります。
確かに、水面から巨大な
未確認生命体が現れたり、
お化けが姿を現しても不思議でない…。
水門を渡って、小島へ。
この、旧岩淵水門の後ろには、
小島へ渡るための
通路が整備されているので、
こちらへも行ってみました。
堤防を登ってすぐに目に入る、
こちらの階段を降りると、
連絡通路があります。
連絡通路を渡っていると、
小島に近づくにつれ、
だんだん、俗世を
離れていく様な
不思議な感覚になります。
動画では、30秒過ぎあたりに
記録されていますが、
体が自然と川に、
引き込まれる感覚がありました。
小島につくと、モニュメント
「月を射る」ありました。
こちらは、平成8年度
荒川リバーアートコンテスト特賞を
受賞した、青野正さんによる作品です。
山下智久 主演、
TBS テレビドラマ「クロサギ」
ロケでも使用されましたね。
↑小島から見る水門の裏側
小島でも、漂流物の堆積や、
倒木があり、台風、増水の爪痕が。
心霊写真が撮れた!?
旧岩淵水門を訪問した翌日、
撮影した写真を眺めていると、
奇妙な写真を発見しました。
こちらです。
まるで、全てを飲み込むかの様な
形相の人間の顔が、水面に写っています。
…いいえ、これは完全に、
小島に生えている木の反射ですね。
怪奇現象発生!?
続いては、現場を訪問した際にも、
私自身、非常に恐怖した体験です。
こちらの写真、右側に
手があるのが分かりますか？
蒼白した手が写っています。
目を凝らしてみると…
どうやら、手袋の様ですが。
先日の台風被害の際の、
作業員、ボランティアの方が
忘れたものでしょうか。
私がこちらを伺ったのは、
深夜3時「人間の手がある…」
と、発狂しそうになりました。
おしまいに
私が、今回、旧岩淵水門を伺った際に、
強烈な心霊体験をすることはありませんでしたが、
旧岩淵水門が「歴史的建造物」であること、
中洲にある「月を射る」の芸術性をもって
この場所がオカルト・サブカルの聖地
であることは間違いありません。
現地へ訪問する際は、
近隣への配慮をお願いします。
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