「どれだけ強くなればいいんだろう。」
ふと、そんなことを思う時があります。
強さっていうのは曖昧なもので、
権威とイコールではありません。
ここで伝えたいのは精神論の方。
例えば、昨日、
財布を無くしたとします。
現金はもちろん、
キャッシュカードや免許証など、
再発行の手続きの煩わしさ、
さらに、思い出の詰まった、
お気に入りの財布を無くした喪失感で、
簡単には立ち直れないのではないでしょうか。
しかし、何度も財布を無くすことを
繰り返せば、次第に慣れて、
なんとも感じなくなるのでしょうか。
財布を無くした悲しみさえも、
生まれなくなるのでしょうか。
強さを手に入れたつもりだった。
私は、東京で一人暮らしを始めて、
まだ4年といえばそれまでですが、
たくさんのことがありました。
その度に「強くなろう。」
と思って、生きてきました。
これまでに「あなたは強い人。」
そんな言葉をかけた人もいます。
ただ最近、強くなるということは、
もしかしたら、何事にも動じない、
冷酷な人間になる事なのではないだろうか。
そんなことが頭を過っては、
考えさせられます。
自分を騙すということ。
「自分を騙している。」
そんな言葉があります。
自分を錯覚させる。
そんな意味でしょう。
仮に私が、自分を騙しているとすれば、
「これまで、強くなってきた。」
というのは全て嘘になり、
何も変わっていない。
ということになる。
むしろ、受けたダメージにより、
弱くなっているのかもしれない。
自分を騙していると感じる瞬間
あまり話したい内容ではありませんが、
事実なので書きます。
私は、自分を騙している
と自覚することがあります。
それは、嫌なことがあった時に
インターネットの「友達募集掲示板」
などで、飲み友達、遊び友達
などを探してしまうことです。
人間なので当たり前といえば、
当たり前なのかもしれませんが…。
ネットの出会いは危険、
などと言われますし、実際に、
ア●ウェイなど、マルチビジネスや、
インターネットビジネス
などの勧誘が多いことも事実です。
私がインターネットの
「友達募集掲示板」
のようなところで、実際に人と会って
仲良く慣れた試しなんて、
一度もありませんし、
Twitterで出会った、
メ●ヘラの女の子は今、
俗世間では憚られることの
多い仕事をしている人ばかりです。
昔好きだった人が、出会い系を
インターネットの「友達募集掲示板」
なんてものを利用したことがある
私が言っても自業自得、自分勝手、
なんて言われそうですが、
昔、悲しい思いをしたことについて書きます。
ちょうど二十歳の頃でしょうか、
当時仲の良かった女性と
生活を1ヶ月くらい共にしていました。
そんな彼女のケータイを
ふとしたタイミングで覗き込んだ時、
出会い系のアプリが
複数入っているのを見てしまいました。
それがすごく悲しくて、
「僕じゃダメなんだな。」と
なんとも言葉にできない
感情を持ったのを覚えています。
人間の弱さ
人間には弱さが必ずあるといいます。
他人の弱さがどんなものか、
分かりませんが、
私の場合は、持病の悩みや、
精神的に参って、
眠れなくなってしまった時に
処方されていた睡眠薬の
過剰服用をしていた過去への後ろめたさ。
これらが、弱さとして、時に
自分をマイナス思考へと
追いやる原因にもなっています。
しかし、事実は事実です。
隠すつもりもありませんし、
本当に一生をかけて、
戦っていくものだと思っています。
2種類のメンヘラ
いつか、誰かが話してくれた言葉ですが
「メンヘラには、2種類ある」
という言葉が私の中で、
強く印象に残っています。
それは
環境次第で明るく
元気になれるメンヘラと、
どれだけ環境が良くなっても、
自分から潰れるメンヘラ
の2種類がいる、というものでした。
私は、何かに依存しがちで、
嫌なことがあると、とことん落ちる、
「メンヘラ」である。
ということを自覚していますが、
嬉しいことや、楽しいことがあれば、
どんどん、プラスに考えて、
頑張れるタイプであるとも、
自分で言うのも変ですが、自覚しています。
自分以外はクソ野郎?
私は自分勝手です。
「私以外は、全員クソ野郎だ！」
なんて考えることも、時々あります。
ただ、みんな自分勝手だと思っています。
人間、みんなが自分のエゴや幸せを優先して、
どこかで、誰かが辛い思いをしていたりします。
その度に、クソ野郎なんて言葉にしますが、
どこかで私を、クソ野郎…。
と思っている人も必ずいるのです。
人間は欲張りです。それを理解し
受け入れることで、自分にも、
周りの人にも優しくなれそう。
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