今回は、エイプ50のドリブン側の
スプロケットを交換したお話をします。
交換する目的は、最高速アップと、
エンジン回転数を下げるためです。
(高回転で回し続けるのは
うるさい&精神衛生に悪いから)
交換に踏み切ったきっかけは、
5速で時速60キロ走行時、
エンジンが唸りをあげていて、
「まだまだパワーでるよ・・!!」
と、エンジンさんの
心の声を聞いたからです/////
41Tを選んだ理由は、なんとなく…。ではなく
以前フロントを14→15Tに変更したのが、
リアの場合、3T変更に値するということなので、
ノーマル46Tからちょっと攻めて
5個減らした41Tを選びました。
計算上、最高速度は、
5速8000回転で
時速65キロに達する見込みです。
エンジンパワー的に5速8000回転まで回るのか…
まあ、付けてみなければ何も分かりません。
あ、併せてチェーンも交換します。
(エイプ50純正 420-110リンク)
チェーン、スプロケットは
一緒に消耗するものなので、
同時交換をお勧めします。
現状のエイプ50の構成
現状のエイプ50の構成は、
インシュレーター、エアフィルターなど
各種、吸気抵抗を解放、
マフラー交換で排気効率アップ。
フロントスプロケットを
ノーマルの14から15Tへ変更。
5速の最高速度が
時速60キロ強、という感じです。
現状のエイプ50 車両については↓
https://nyamechi.com/?p=5681
作業に取り掛かる前に
いざ、スプロケット交換するぞ!
と言っても、
エイプにはセンタースタンドがないので、
なんらかの方法で
ジャッキアップしなければいけません。
あいにく、ジャッキは持ち合わせていないので、
エンジン下部に、台を置いて代用しました。
バイク用のジャッキがあると
楽に作業が進むと思います。
値段は張りますが、
お店に頼むことを考えれば格安です。
交換の流れ
エイプ50の
ドリブンスプロケットを交換するには、
リアタイヤ・ホイールを
スイングアームから外す必要があります。
アスクルシャフトを抜くのに
大型のレンチが必要になるほか、
取り付けに不備があると
事故に直結するパーツなので、
トルク管理ができる
“トルクレンチ”を用意してください。
(下記、商品は実際に私も使用しています。)
リアホイールには、チェーン、
ブレーキが付いているので、
うまく外してください。
このタイミングでブレーキシューも確認します。
まだ余裕があるので、
当分交換は必要なさそうです。
タイヤを外せたら、ホイールから
元々ついているスプロケットを外します。
赤丸が46Tの刻印
青丸がサークリップ
「サークリップ」の取り外しは、
専用工具があれば簡単なようですが、
ラジオペンチと、
マイナスドライバーをうまく使えば外せます。
新しいスプロケットと比べてみると
二回りくらい小さいですね。
さっそく、装着。新品は綺麗ですね〜。
ホイールの油汚れが目立ちますが…。
チェーンも錆びていたので、新品に交換します。
写真で見ると、オイル吹いているので
分かりにくいですが、側面に赤錆が出ています。
クリップジョイントを外すのも、
ラジオペンチだと難易度が高いので、
余裕があれば専用工具を買ってください。
試運転してみた。
車両への組み込みが完了したので、
試運転してみました。
1、2速で時速30キロ、
3速で40キロ、
4速で55キロ強まで引っ張れます。
5速で加速がトロくなりますが、
時速70キロくらいまでは
伸びていきそうな気配です。
5速で加速がトロくなってしまうのは、
エンジンのパワー不足と思われます。
これを改善するには、
エイプ100純正キャブ(PB16)や
PC18くらいの
ビッグキャブへの交換が必要ですね。
懸念していた、加速の悪さも
それほど感じられず、
エンジン低回転化&
最高速度アップが実現できて、
結果オーライです。
※5速で加速がトロくなるのを避けるなら、
43Tあたりがベストなのかもしれません。
コメント