先日、ホンダ エイプ 50を購入しました。
購入したのは2001年〜2007年にかけて
生産・販売されたキャブレターモデルです。
以前、別記事で
紹介した車両よりも古いバイクです…。
原付(50cc)ながらも、リターン式5速MTで
いわゆる中型など、スポーツバイクと
同じ操作感を味わえるスポーティなモデル。
なお、中古車両のため、エンジン、フレーム
その他、載せ替えなどもされている可能性が高く
年式や走行距離などは一切分かりません。
こちらの車両の状態確認、
そしてカスタムの記録を書いていきます。
どんな状態の車両を買ったの?
走る・止まるが問題なし、ということで、
Twitterの個人売買で購入しました。
人気の車両ということで、この手の原付は
ここ数年 価格が上がり続けています…涙
4ミニはまだ手が届く値段ですが、
いわゆる旧車、2ストのミニバイク
(NS1とか、NSRとか)は、もはや手が出ない…笑
実際に乗ってみて
走行動画をYouTueにアップしました。
(動画撮影時点で、
マフラーのみ社外品に交換しています。)
ずっとスクーター乗ってたので、
ニーグリップもろくにできず。。
ガニ股乗りですみません笑
早速カスタムしちゃいました。
バイクを購入したら、
自分好みにカスタムするのはお約束!?
マフラー
まずは、マフラー。
バイクパーツセンターの格安品をチョイス。
いい音ですが、かなり大きな音です…。
測定したことないけど、違反かも涙
吸気効率アップ
インシュレーターと、
エアフィルターを交換しました。
エイプ純正のインシュレーターは、
吸気の穴を絞ることで、
パワーが出過ぎないように
デチューンしているというのは有名な話です。
比べてみると、こんなに違うんですね。
ノーマルのエイプは、エアクリでも
パワーを抑え込んでいます。
湿式のギトギトフィルターを
乾式のフィルターに交換することで、
吸気効率がアップします。
他には、吸気口の拡張(通称:豚鼻外し)も。
すると、吸排気チューンにより、燃調が
合わなくなってくる(薄くなる)ので、
キャブレター調整をします。
ノーマルキャブなので、PB14 かな。
対応するジェットは、ケイヒン全ネジ大タイプ。
メインジェット(MJ)→70
スロージェット(SJ)→38
でばっちりセッティングが出ました。
(ノーマルは、MJ:60、SJ:35)
スプロケット交換
フロントスプロケットを、
ノーマルの14Tから15Tへ変更。
1速から5速まで、それぞれ
使える速度域が伸びて
ギアチェンジが楽になりました。
最高速度も数キロアップしています。
(ノーマル最高速度54キロに対して、
60キロ強くらい。)
大通りなどで、全開走行していると、
回転数がかなり高くなっており、
エンジンパワーに
まだまだ余裕がありそうなので、
ドリブン側も交換しました。
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のちに判明した問題点…
納車後しばらく ご機嫌で乗っていると…、
個人売買にはつきもの!?
悩ましい問題点も出てきました…。
タンクキャップ漏れ
ガソリンを満タンまで給油すると、
路面からの衝撃で
タンクキャップからガソリンが…!
気温の変化でオーバーフローすることも…!
満タン給油に注意です。
そう遠くないうちに
ビッグタンクに交換するかもだし、
まぁ良しとします。
追記・納車1年半後さらなる問題が(ビッグタンクに交換へ)
先日、キャブレターのドレンから、
ガソリンが漏れ出しているのを発見して、
その時は、フロートバルブの
清掃で解決しましたが、
そもそもガソリンコックが
しっかり機能していれば、
キャブに燃料が流れないから、本来は
清掃しなくても一応問題は無いわけです。
そんなこんなで、数週間様子を見ていましたが、
諸般の燃料漏れの原因でもある、
燃料コックからのガソリン漏れが
いよいよごまかしも効かず…。
引火の危険もありますし、匂いも出すので…
燃料コックを新品にしよう、と
Amazonで純正サイズの
燃料コックを購入したわけですが…
エイプのタンクが中華製?
と思われる社外タンクだったため取り付かず…。
ボルトサイズをチェッカーなどで
調べようとも思いましたが、
ラインナップがないとか、そもそも
このタンクはキャップにも問題があるから…
ビッグタンクに換装することにしました。
(そのビッグタンクも燃料コックが
付いてないから用意しないといけないんだけど、
エイプ純正サイズが使えるらしい…。)
フロントサス オイル滲み
フロントサスペンションからのオイル滲みが…。
ヘタリがかなり出ているようで、
フワッフワです…笑
フロントのサスが簡単に底付きするくらいで、
これは、なる早で治さなくちゃですよね。
エンジンからの異音?→オイル上がりへ
エンジンからの
シャリシャリ音が気になったため、
カムチェーンの調整をしていたところネジを
捻じ切ってしまった!?ことにより、
シリンダーを乗せ替えました。
すると、アクセルをふかすたびに、
マフラーからわずかに白煙が、
…オイル上がりでしょうか!?
元々発生していたのか、新しいシリンダーが
良くなかったのかは、定かではありません…。
100キロ〜200キロ超のツーリングを行うと、
オイルがだいぶ減ってしまっていたため、
(通常4ストロークエンジンはオイルが減らない。)
ツーリングは かなり危険を伴うことが判明…。
↑腰上のオーバーホールに挑戦。
ピストンリングを
新品に交換したところ
白煙が治りました。良かった。
縦型エンジンは整備性が良くて、
素人DIYは面倒ですが、楽しいです。
この車両の今後について
エイプ、乗ってもいじっても
かなり楽しいバイクですが、
置き場所にも困るし、
50ccのマニュアル車は人気が高いので、
売ってしまうのもアリなのかも…、
なんて考えていたり…笑
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