今回は、お金を使わない世代=タダネイティブ
について改めて考えていこうと思います。
「タダネイティブ」とは何なのか
タダ→「無料」
ネイティブ→「もともとの〜」などを意味する。
一言で表せば、
「無料が当たり前」の人たち。
ということになります、が
それだけではよくわからないと思うので
さらに掘り下げていきます。
現代の若者、10代から20代は、
インターネットの成長、発展とともに、
大人になっていった(いく)世代で、
いつでも、どこでも、
好きな情報にアクセスできる、
欲しいものはすぐに、安く手に入るような
便利が当たり前の感覚で生きています。
ざっくりと言ってしまえば、
この世代の中の人に
「タダネイティブ」は
存在していることが多いです。
最近の若者の趣味
近年の若者の趣味の代表例として
「写真撮影・編集」、「漫画・アニメ」、
「音楽鑑賞」「ゲーム」などがありますが、
これらは、現代はスマホのアプリ一つで
完結させることが可能な趣味になります。
昔は、写真を撮るにしても、
カメラ本体とフィルムが必要だったり
マンガは本屋さんで買って読み、
音楽はCDを買って、オーディオコンポ
などで聴いていましたよね。
また、最近の若者は口癖のように、
「スマホとWi-Fiがあれば充分!」
と言いますが、
本当に、その通りで、
現代の若者はお小遣いを欲しがらない、
といった話題がニュースにもなるように、
お金はそれほど重要と考えていないのかもしれませんね。
それでは、現代の若者の趣味について
さらに詳しく考えていきましょう。
「写真撮影・編集」
最近の人は、スマホを使って
バカみたいに写真を撮りまくる、
「インスタ蝿」だ!などと
揶揄されたのは記憶に新しいですが、
Instagram、Twitterなど、
SNSのために、風景や自撮りを
日夜、撮影・編集をしている人がいるのは事実です。
しかし、撮影した写真が、
フリー素材として買い取ってもらえたり、
SNSで新たな繋がりが生まれたり
決してバカにできる存在でないことは確かなようです。
「マンガ・アニメ」
インターネット、スマホの発展、
社会情勢の影響もあってか、
かつて、レズビアン、ゲイ(LGBT)と同じように、
多くの人に嫌われ、迫害されていた
アニメ、マンガ好きのヲタクが
最近、若者を中心に急増した、
というのはここ数年のことですが
先日、政府がマンガやアニメを
違法配信するwebサイト
例を挙げれば、「漫画村」、
「Anitube」、「MioMio」への
アクセス遮断(サイトブロッキング)をISPへ要請した。
というニュースは日本中で話題になりました。
世界に輸出する文化としてはもちろんですが、
国内からの利用もかなりあったようで、
国家レベルで無視できない存在になっている
市場規模の大きさを実感させられますね。
「音楽鑑賞」
みなさん、最近音楽はどのような形で聴いていますか?
今でも、CDを買っていますか?
最近はCDをリリースしないアーティストも増え、
ダウンロード購入も当たり前になっていますよね。
それとも、「Spotify」、
「Apple Music」などの、
音楽定額配信サービスを
利用されていますでしょうか??
以前から、「AppleはiTuneでの
音楽ダウンロードサービスを終了する。」
といった噂が流れているように、今後音楽販売は、
ストリーミングが当たり前になるのかもしれませんね。
最近の若者の間では、
YouTubeや、Music FMといったアプリで
無料で音楽を聴いている人が非常に多いです。
知り合いのバンドマンが、
違法なコンテンツで音楽を聴いているのを
見てしまったのは衝撃的でした。
音楽業界で生きようとする若者が
自分で自分の首を締めてるんですから、
言葉をなくしてしまいますよね。
「ゲーム」
みなさん、ゲームは好きでしょうか?
私は好きです。幼い頃から、ゲームボーイ、
ワンダースワン、PS1、PSP、
DSなど、様々なゲームにハマってきました。
時代の流れ→「無料が当たり前」は、
ゲーム業界にも影響を与えていて、
最近の若者はスマホでゲームをする人が増えています。
「基本プレイ無料」といったキャッチで、
テレビCMなど、広告を見ない日はありませんよね。
かつてのように、ハードとソフトを揃えて
ゲームをしている人はどの程度いるのでしょうか。
おしまいに
「タダネイティブ」はもちろんですが、
現代は「ネット通販」「キャッシュレス化」、
「オンライン決済」の影響もあり、
店先で現金を数えて払う、
という機会は、スーパーで、
日常の食べ物を買うときくらい、
と言う人は少なくないはずです。
ふとした時に、現金、小銭を
数えられなくて困った、
なんて経験してことある方もいるのでは?
このような、オフラインの世界で、
現金を使う機会がグッと減った
現代の若者が向かう未来に、注目が集まりますね。
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