今回は、ケンコー・トキナー社
より販売されている
「テレプラス HD 2X DGX」
こちらをレビューしてきます。
こちらは、いわゆる
テレコンバージョンレンズ、
本来のレンズの焦点距離を
伸ばすことが可能になります。
「テレプラス HD 2X DGX」
の場合、2倍にしてくれます、
今回、レンズには
「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」
を使用したため、
焦点距離は2倍で500mm、
APS-C機(EOS KISS)での使用のため、
実質800mmに!!
超望遠の域ですが、
白レンズは高くて買えない。
そんな時の頼もしい味方ですね!
カメラボディは
【EOS KISS X9i】を使用しています。
写りはどう?試し撮り
テレコンバージョンレンズを使用した写真は、
どのようなものになるのか、
いくつか撮影してみたので、
参考までにご覧ください。
最大望遠(テレコン不使用)
テレコンを使用せずに、
250mm最大望遠で撮影した写真です。
特に気になる点はありませんね。
普段通りの望遠です。
昼間・最大望遠(テレコン使用)
標準の倍、500mmで
撮影できるわけですから、もう凄い・・!
若干ピント甘いですが、
後から修正すれば、
十分使える写真になると思います。
後から修正した写真↓
夜の東京スカイツリー(テレコン使用)
↑110mmで撮影。
雲が背景にあることや、
写真のノイズが気になりますが、
ネット記事などでは、
十分使える写真だと思います。
↑344mmで撮影。
夜景、手持ち、超望遠、という
かなり厳しい状況での、撮影…。
どうでしょうか…。
夜の街(テレコン使用)
↑140mmで撮影。
↑286mmで撮影。
↑500mmで撮影。
ここまでの超望遠での撮影では、
店の外の反対車線側の道路から撮られているなど、
簡単には気づかないですよ…。
テレコンを使用して、
最大望遠での撮影でも、
明るい被写体なら、
比較的簡単に撮影できます。
問題点
テレコンバージョンレンズを
使用した際に起こる、
どうしようもない
問題点を書いていきます
オートフォカス速度、精度の低下。
オートフォーカスが
作動しないわけではありませんが、
大幅な速度低下、精度の低下があり、
フルタイムマニュアル機能を
使用することになるのはほぼ確実。
一瞬のタイミングを
撮影しなくてはいけない場面では、
シャッターチャンスを逃します。
白レンズを買いましょう。
露出計の精度の低下
望遠を最大方向にズームするほど、
露出計を適正に合わせても2段階ほど
明るく撮影されてしまいます。
例えば↓
→適正露出で撮影するためには、2段階分
シャッタースピードを速くする必要が出てくる。
しかし、ズームをしない、
最小望遠での撮影の場合は、
露出計も正常な動作をします。
慣れももちろんですが、
テスト撮影をしっかりする必要がありますね。
総評
1万7千円程の価格で
焦点距離を2倍にできる、
ということを考えれば、
いくつかの欠点を差し置いても、
十分購入する価値はあると思います。
超望遠でしか撮れない
写真もあるわけですから・・。
白レンズは、テレコンの欠点をカバーし、
画質も優れると言われていますが
値段が高い上に、
大きく重たいため、機動力に欠けます。
あなたも、テレコンどうですか?
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