はじめに
今回は、2011年より活動を開始した
ロックバンド「ウソツキ」が
2018年9月26日にリリースした、
3rdアルバム「Diamond」に収録されている
曲を、私なりの観点でレビューしていきます。
バンド名の由来
気になるバンドの名前「ウソツキ」は、
ギタボの竹田さんが、曲を書く際に、
どうしてもフィクション(作り話)が書けず、
自分の経験を映した
リアルなものばかりになってしまうので、
「全部嘘でした!」
ということにしてしまえば、
強くなれる、何でも書ける。
という気持ちからつけられたそうです。
でも…、きっと「ウソツキ」の曲たちは
全部本音が詰まってるんでしょうね。
メンバーは元々、音楽学校の同級生だった
林山さん、竹田さんが学校の授業の一環で
偶然組んだバンドの打ち上げで意気投合し、
サポートメンバーを迎えつつ、
2012年に現在のメンバーが集まったそうです。
ウソツキ、3rdアルバム「Diamond」
2018年9/26(水)
DAIZAWA RECORDS/UK. PROJECTより
¥2,700(税込)にてリリース。
NUMBER: UKDZ-0194
夏の亡霊
浮遊感ただよう曲調が、
幻想的な雰囲気を醸し出しています。
「亡霊」→死んだ者の魂
この曲に登場する亡霊は、
以前付き合っていた人のことを
表しているのでしょう、ウィスキー、シャンプー
どこにでもあるような言葉が
多くの人の心を揺さぶること間違いなし。
不思議と、恋愛って
夏に多くの思い出がありますよね。
忘れることは決して無い、男性ならではの
恋愛観を爽やかに表しています。
新しい恋をしても、過去の人は
絶対に忘れられなくて、
今そばにいる人が大好きだけど、
あの時の人に会ったら、
きっと好きになってしまうだろう。
そんな気持ち。
偽善者
この曲、すごい衝撃的…。
本当は誰でも良かった、
君じゃなくても良かったんだ
サビ頭の衝撃的な歌詞ですが、
意外と共感する人も多いのでは?
例えば、カップルって、
本当に好きだから付き合うのでしょうか?
両思いから発展して付き合うカップルなんて
そう多く無いと思います。
偶然出会ってしまって、可愛いから、
かっこいいから留めておきたい
そんな気持ちで半ば強引に
付き合い始めることもあると思います。
愛とか、恋とか、奇跡とか
運命とか永遠とか全部、
自分勝手な言葉なんじゃ無いでしょうか。
そうしていつかお互いに、何かに
気づいてしまった時に、
本物になるんだと思います。
まぁ、若い女だし、とりあえずキープ、
とか、遊び、なんてノリで付き合っとく
最低な人もいますけどね!
名もなき感情
抑えきれないどうしようもない感情を歌っています。
言わないほうがいいのかもしれないけど、
言わなくちゃ気が済まない、分かりますか?
「好き。」とか、「愛してる。」とか
恋愛に長けてる大人の人なら
絶対にやらないんだろうけど
経験もろくにないし、
駆け引きなんて無理。
そんなストレートな人、ダメですか。
めんどくさいですか?笑
口内戦争
恥ずかしい、よくこんなの曲にできるなぁ。って感じ
ファーストキスとか覚えてますか?
リードしたんですか?されたんですか?
言葉遊びが上手ですよね、堪らない。
キスは戦争の始まりですよ。笑
レトルトの彼
お手軽な彼、遊ばれてる僕。
君の一番にはなれない、それでもそばにいたい。
いつか君の一番になれるかな…、と。
「都合のいい女」という言葉はよく耳にしますが、
意外と「都合のいい男」
になってしまう人もいるんですよね。
切ない〜、こんな気持ちはどうすればいい。
パン
なんてことないパンに想いを重ねた一曲。
好きだった人とよくパン食べたんでしょうか。
きっとそうだから忘れられないんでしょう。
好きな人と一緒に食べたご飯とか、
不思議と覚えてるんですよね。
それにしても、ギタボの
竹田さんの優しい声が際立ってる!
恋はハードモード(Album Mix)
自分に自信なんて全くないけど、
誰にも取られたくない人がいて、
しかも、その人を幸せにする自信がある。
なんて思ってる男子の歌。
自分の恋愛はハードモードだ!
大変なことばかりだ!辛い!
なんて思ったりしてる人も多いですよね。
しかし、ハードモード、なんて
いつから使われている言葉なんでしょうか。
どうしてもゲーム、ゲーマーが使うイメージがあり、
最近の曲っぽさが倍増している気がします。
ニコ動出身の曲っていうか、
アニソンっていうか、
バンドメンバーのバックボーンに
そういったものがあるんでしょうか。
M.N.E.
いまの自分を見つめて、憧れとか
いいところとか、ダメなところとか
これからのこととか、あの子のこととか
“間違い探しをしてしまう。”
ちょっと辛い気持ちが歌われている…?
曲のタイトル「M.N.E」には
どんな意味が込められているのでしょうか。
知ってる
好きな人が隠していること、僕は知っているんだ。
そんなふうに思わせる彼女なんて、嫌ですが
好きになってしまったら仕方ない。
嫌だけど、君と会えるなら笑って手をつなごう。
純粋な男性の気持ちを歌っていますよね。
超ひも理論
君とは違うから惹かれた、でも
違うからこのままじゃ一緒にはいられない。
別れ話を切り出された男性の気持ち。
“掛け違えてしまったものは、
いつかは外さなくちゃいけない。”
印象的な歌詞です…。
いつどこで人を好きになるか
なんて分からないように、
いつどこで、この人と別れよう、
なんて思われるのかも分からない。
人間が人間である以上、避けて通れないのが
恋愛ではないでしょうか。
別れの辛さについて歌われています。
ラブソングは無力だ
昔好きな人に歌ったラブソング
今は君に歌えないラブソング。
単純に恋愛の話なのかもしれませんが
なんだか、ミュージシャンの
気持ちが歌われている気がします。
本物(ノンフィクション)を歌うミュージシャンが壊れる原因。
大多数の観客の前で自分自身をさらけ出す行為。
ワンマンツアーの開催が決定!
11/10(土)福岡公演より全国5箇所にて
ワンマンツアーの開催も決定しています。
11/10(土)福岡Queblick
11/11(日)大阪Shangri-La
11/18(日)名古屋CLUB UPSET
11/24(土)仙台enn 2nd
12/13(木)渋谷CLUB QUATTRO
そのほかのライブ、インストアイベント詳細は
下記、バンドのオフィシャルホームページよりご確認ください。
ウソツキ オフィシャルウェブサイト http://usotsukida.com
ちょっと前のウソツキってこんなに
恋愛の曲ばっかり書いてましたっけ…?
アルバムを聴き進めても、
聴き進めても恋愛の曲ばかりで
何だか少しだけ、
切ない気持ちになってしまいました。笑
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