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「SCOOP!」から感じたメッセージ|映画レビュー|ブログ

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今回は、かねてより「面白い!」と、
私がTwitterなどでアピールしてきた
映画「SCOOP!」(スクープ)
のレビューをします。

SCOOP! 映画レビュー ブログ

私はこの映画と出会って、
半年ほどしか経っていませんが、
すでに5回くらいは見ています・・!

どんな映画なの?

「SCOOP!」と言ったタイトルから、
みなさんは、何を連想しますか?

ライフルスコープや、ホロスコープ
を想像してしまう方もいるのでは・・?

意味としては似ているのですが・・笑

この映画は、マスコミ、報道各社
が打ち出す「スクープ記事」
をテーマにしています。

SCOOP! 映画レビュー ブログ

主演の福山雅治扮するのは、
元・凄腕カメラマン、
現・中年パパラッチの都城 静。

SCOOP! 映画レビュー ブログ

芸能スキャンダルを追いかけ、
深夜の繁華街、カメラを片手に
女優、俳優、モデル、アイドル
といった人気者の、
恥ずかしい写真を撮りまくる。

カメラ 女

好き勝手に写真を撮って、
自堕落な生活を続けていた矢先、
とある週刊誌の編集部に
配属されたばかりの二階堂ふみ扮する、
ド新人記者、行川 野火とコンビを組まされ、
喧嘩ばかりしている凸凹コンビに見えたが・・。

SCOOP! 映画 ブログ レビュー

いつの日か、独占スクープを連発!

そんなある日、日本中が注目する
重大事件が再び動き出す・・。

作品から感じたメッセージ

この作品は、芸能パパラッチ
の映画ということで、
人気者のスキャンダルを
スクープしまくる!

女 パパラッチ

そんな作品、かと思う方も
多いかもしれません。

しかし、それだけでは
単なる悪趣味ビデオですね。

私がこの作品から感じたメッセージは、

友情(チャラ源、静)

リリー・フランキー扮するチャラ源と、
静が2人で飲むシーンで見せるのは、
ハワイでの思い出など、
古くからの付き合いを連想させる昔話。

SCOOP! 映画 友情

お互いに「ほどほどにしとけよ。」
などと言い合う様子から、
序盤にして、この二人の関係が、
ただの友人ではないことを
示唆させています。

作品中盤で、吉田羊扮する、
横川 定子の「あいつのせいで、あんた
人生棒に振ったんじゃない。」

「だいたいあの時だって、何、
あいつ一人が罪被って
刑務所入ったこと、あんた・・」

といったセリフから、
チャラ源と、静の関係性、
おそらくは、二人で犯した犯罪と、
罪を一人で償ったこと、
そしてその借りを今でも感じている
静の心情が読み取れます。

映画レビュー SCOOP! リリーフランキー チャラ源

ただ、二人の友情は、想像以上に熱く、
借りのある静だけでなく、
野火が囚われた時など、
静が助けを求めた時などは、
チャラ源も好意的に動くのです。

SCOOP! 映画 ラストシーン

そして最後、チャラ源が元嫁、
元嫁の男を○したシーンでは、
やはり、チャラ源が静に連絡します。

チャラ源は「俺のカッコいい
写真を撮ってくれ!」

などと話していますが、
実際にチャラ源が、
どんなことを考えていたのかは、
知る由もありません。

SCOOP! 二階堂ふみ

しかし、チャラ源が、
二人の様子を野火が盗撮している
ことに気づくと
「俺の専属カメラマンは、
静ちゃんだけだぞ!」
と発言していることから、
やはり、静でなければ
いけない理由があったのでしょう。

大人のあるべき姿(静、野火)

フリーランスとして、
雑誌社でカメラマンとして
働く静が、雑誌社の
新人記者、野火を
一人前に育てていくシーンは、

野火が、静の無茶苦茶に
付き合わされているような
イメージもありますが、

静自身の持ち得るスキルを
フルに活用させて、野火に
スクープを撮らせ、
いざとなったら
サポートを欠かさない。

SCOOP! 静 野火

大人としてあるべき姿、
かっこいい大人像が
描かれているように感じます。

夢とは何なのか。(キャパ)

野火と、静のベッドシーンで、
見せた、中学生当時の静が
戦場カメラマン、ロバート・キャパの
写真を見て衝撃を受け、憧れ
初めて買ったという古いカメラ。

ロバートキャパ SCOOP! 崩れ落ちる兵士

「フィルムでおもちゃみたいなもん
だから、仕事では使えない。」

と話していますが、やはり、
中学生の時に初めて
カメラを買って、後に
本業カメラマンになった、
静にとっては、買え替えのない
物のようで、大切な時には、
このカメラを今でも使っているようです。

SCOOP! 映画 憧れ 夢

そんな思い出が語られるシーン。

こちらでは

「結局、戦場にも行ってねえし、
本当にカメラマンになりたかったのか、
今となってはもう分からない。」

といった、静の言葉に
胸を揺さぶられます。

その後の、野火とのやりとりも、
気迫迫るものがあって、最高です。

反体制、ジャーナリズム

映画紹介にもある、
日本中が注目する重大事件、

こちらは、本作での「松永事件」
のことと思われますが、

この事件を、写真週刊誌「SCOOP!」
で扱うことになり、編集部の会議で、
ジャーナリズム大賞の話題が出た際に、

「いつの時代の話ししてんだよ!
今うちは総合娯楽誌なんだよ、
読者が見たがってんのは、
グラビア、袋とじヌード、
ラーメン特集、芸能スキャンダル。

雑誌が反体制とか、ジャーナリズムを
背負ってた時代はとっくに終わってんだよ。」

といった、滝藤賢一扮する、
馬場のセリフがあります。

SCOOP! 馬場

このセリフ、そして
それに続くやりとりから、
ジャーナリズムとは何なのか、
メディアのあり方を、考えさせられます。

私は、この問題に答えはないし、
流動的なものと考えますが、

世の中的には、断固とした
答えが求められるのでしょう・・。

SCOOP! 松永事件

サラリーマンの出世争い

静のような、ギャラ契約の
フリーランスとは違い、

横川 定子、馬場など

編集部に努めるサラリーマンは
次期編集長争いはもちろん、
出世への道も常に考えていることでしょう。

SCOOP! 映画 友情

作中では、スキャンダルの件で、
芸能事務所との付き合いを考慮する、
といった場面がありますが、
静は、完全に傍観していますよね。

人間の尊厳

作品の衝撃のラストシーン

野火が撮った、
都城静の最後の一枚

掲載の可否を問うシーンでは

コンプライアンス、
ジャーナリズムの良心

といった言葉を使用し、
最終的には、人間の
尊厳にまで言及することに。

SCOOP! 映画 人間の尊厳

ここでは、尊厳とは
どういったものなのか。

改めてグーグル先生に聞いてみました。

尊厳 SCOOP! 映画 レビュー ブログ

個人的Goodポイント

個人的「SCOOP!」の
Goodポイントを挙げると

国会議事堂周辺であったり、
恵比寿、中目黒など、
私がよく遊んでいるエリアで
ロケが、行われてること!

親近感が湧きます。笑

そして

実際の事件を題材にしたり、
リアリティも高く、

普通の人は体験できないような、
無茶苦茶なシーンのオンパレード。

勢いのある映画になっていて、
初見でかなり惹き込まれた作品です。

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